チュートリアル
ブラウザで動画をトリミングする方法(アップロード不要)
1本の動画から複数セクションを削除し、タイムラインでカットをプレビューして、1つの MP4 として書き出せます。
ミス、無音、本題外の区間を削るのは、動画改善のいちばん手軽な方法のひとつです。しかしデスクトップエディターは、単純なカットには重いこともあります。動画をトリミングなら、タイムライン上で削除する区間を指定し、残した部分を1本の MP4 として書き出せます。素材をアップロードする必要はありません。
このガイドでは、トリミングが他ツールより向く場面、複数セグメント編集の仕組み、きれいに書き出すコツを解説します。
トリミング・カット・抽出:どのツールを使う?
| 目的 | ツール |
|---|---|
| 不要な部分を削除し、残りを順番どおりつなぐ | 動画をトリミング(このガイド) |
| 長尺ファイルからハイライトだけ残す | 動画クリップを抽出 |
| 別々のファイルを順に結合 | 動画を結合 |
| 編集後にファイルサイズを小さくする | 動画を圧縮 |
1本の録画に捨てたい区間(失敗したイントロ、無音、複数テイクが混在)があり、1本の連続した出力が欲しいときは 動画をトリミング を使いましょう。
ALTools のトリミングの仕組み
タイムライン上で削除する区間に赤いセグメントを追加します。赤くない部分が残り、タイムライン順に1本の動画として書き出されます。削除セグメントは複数追加でき、端をドラッグして調整し、書き出し前にプレビュー再生できます。
編集はブラウザセッション内で完結するため、素材が端末の外に出ることはありません。
ステップバイステップ:オンラインで動画をトリミングする
- 動画をトリミングを開き、元ファイルをアップロードします。
- プレビューをスクラブし、削除したい区間の開始位置へ移動します。タイムラインに削除する区間を追加します。
- セグメントの端をドラッグし、赤い範囲が削除したい部分を正確に覆うまで調整します。再生すると削除区間がハイライトされ、確認しやすくなります。
- ファイル内の別のミスや間に、同様にセグメントを追加します。一般的なクリエイター用途では実用上の上限はありません。
- タイムライン全体をプレビューします。残した区間のつなぎ目が自然か確認してください — ハードカットは即時で、トリミングモードにクロスフェードはありません。
- トリミングしてダウンロードをクリックし、残した部分だけを含む MP4 を書き出します。
エンコード時間は削除量と端末速度に依存します。短い SNS クリップなら1分以内に終わることも多いです。
複数セグメントのトリミングワークフロー
ポッドキャスト・インタビュー: 長い間や言い直しを、1つの大きなカットではなく個別の削除セグメントにすると、後から調整しやすくなります。
画面録画: 冒頭10秒のウィンドウ調整と、末尾の停止クリックを、2つのセグメントで削除。
ゲーム・デモのテイク: 失敗したランを別々の赤ブロックで削除し、成功した試行だけ残す。
逆のワークフロー — 散らばったハイライトだけ残して他を捨てる — が必要なら、動画クリップを抽出に切り替えてください。こちらは削除ではなく残すセグメントをマークします。
出力形式と画質
トリミング後の出力は互換性の高い MP4 です。ALTools は残した部分を新しいファイルに再エンコードします。タイムラインからの書き出しと同様、世代ロスは発生しますが、ビットレートが十分なら視覚的にはソースに近いはずです。
最終ファイルを最小にしたい場合は、先にトリミングで尺を短くし、その後動画を圧縮を実行してください。Web 配信向けには、ソースコンテナが Web 最適化でない場合、Fast-Start 付き MP4 への変換も検討できます。
精密なカットのヒント
- タイムラインを頭の中で拡大 — カット付近をゆっくりスクラブします。音声の手がかり(息、クリック、文の始まり)のほうが、映像だけで推測するより正確です。
- わずかな余白を残す — 単語の途中で切ると不自然です。ミスの直後数フレームから削除セグメントを始めると、自然な再開になりやすいです。
- 一度だけ書き出す。 トリミング→書き出し→再トリミングを繰り返すと圧縮アーティファクトが増えます。削除セグメントを計画し、プレビューしてから書き出しましょう。
- 書き出しを確認するまで元ファイルを残す。 長いエンコード中にタブを誤って閉じることがあります。
よくある問題
書き出しが想定より長い。 削除セグメントが重なっているか、長い間の一部しか覆っていない可能性があります。タイムライン全体を再度スクラブしてください。
つなぎ目で音がポップする。 単語やノイズフロアの途中で切っています。セグメント端を微調整するか、残した区間の間に短い息を残してください。
ブラウザのメモリ不足。 非常に長い 4K ソースは負荷が高いです。エディターがプロキシを提供していれば短いものでトリミングするか、動画クリップを抽出で分割してから結合してください。
処理が遅い。 ローカルエンコードは CPU を使います。他のアプリを閉じ、重いタブで録画しながらトリミングしないでください。
よくある質問
複数の区間を削除できますか?
はい。削除セグメントを複数追加し、各範囲の端を微調整してから一度に書き出せます。残した部分は順番どおり結合されます。
マークしていない区間はどうなりますか?
マークしていない区間は保持され、1本の出力動画に連結されます。赤(削除)セグメントだけが落とされます。
動画はアップロードされますか?
いいえ。ソース動画は端末に留まり、トリミングはブラウザ内で実行されます。
関連ツール
- 動画クリップを抽出 — 1本のファイルから選んだハイライトだけ残す
- 動画を圧縮 — トリミング後にサイズ削減
- 動画を MP4 に変換 — Fast-Start 付き Web 向け出力